第一節   全体像を把握する

 
新・司法試験科目は憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法の七分野と一つの選択科目によって構成されます。また予備試験は前記七分野に加えて一般教養と法律文書作成によって構成されています。
   まずは、その各科目の全体像を把握することが必要となります。

ここで学者が書いた本(基本書といいます)を使って全体像を把握しようとするのは避けてください。基本書はある程度法律を分かっている人を念頭に書かれている上、分厚く、考え方の偏りがあるからです。
   むしろ、いわゆる予備校本を使って全体像を把握するべきです。
予備校本に対して学者から強い批判がされています。しかし、法律について何の知識もない人たちにとって、各科目の全体像をコンパクトに把握するには学者の本より予備校本の方が有用なのです。
特に、柴田 孝之S式柴田の生講義シリーズはコンパクトに全体像を把握するには最適でしょう。
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ちなみに、科目を学ぶ順番は民法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・憲法・行政法の順番を強くお勧めします。新司法試験では民法・商法の比重が大きい上、法律の考え方に慣れる上では民法が最適だからです。
もちろん、六法全書をこまめに引いてください。S式柴田の生講義シリーズを読んでいて条文が出てきたら、必ず六法全書を引いてその条文を確認してください。試験では六法全書しか使えない以上、六法全書の各条文と自分の身につけた知識・考え方を強く結びつけて、その条文を見たらその条文に関連する知識や考え方が浮かんでくる程度にしなければ試験突破はおぼつかないからです。
ちなみに様々な六法全書が世の中に出回っていますが、司法試験のために使うならポケット六法の類で必要十分です。

第一節  法科大学院の存在価値に疑問あり
     第二章 基本問題を解く実力をつける はじめに  「書いて、書いて、書く」ことが肝心 第一節   全体像を把握する 第二節   定義を覚えてしまう 第三節   「論証」をマスター 第四節 「要件事実」をかじってみる 第五節 基本問題を解く
第三章 短答式問題の解き方 第四章 論文式問題の解き方 第五章 予備校や法律専門誌・専門書との付き合い方 第六章 いよいよ司法試験

はじめに  「書いて、書いて、書く」ことが肝心 に戻る


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